荏原 畠山美術館2026年09月19日
設計の玉野です。
先日、東京・港区にある「荏原 畠山美術館」へ行ってきました。
東京へ行く別の用事があったのですが、せっかくなので美術館や博物館にも立ち寄りたいと思い、予定していた場所から近かったこともあり、訪れることにしました。

荏原 畠山美術館は、もともと武家屋敷だった場所を、茶人であり実業家でもあった畠山一清氏が私邸として活用したことが始まりだそうです。その後、美術館として開館しました。
2019年から2024年までは改築工事のため長期休館していましたが、開館60周年を迎えた2024年10月に、正式名称を「荏原 畠山美術館」と改めて開館されたそうです。
敷地内には5つの茶室があり、いずれも港区指定文化財となっています。普段は非公開ですが時期によっては特別公開され、呈茶とあわせて学芸員の方から茶室の見どころを紹介していただけるそうです。
今年は5月に特別公開が実施されたそうです。
美術館の入口へ向かうまでのお庭もとても趣があり、建物だけでなく、そこへ至るまでの空間も楽しむことができました。


本館では、茶道具にまつわる展示が行われていました。
NHK大河ドラマでも注目されている豊臣秀吉ゆかりの品も展示されており、歴史を身近に感じながら鑑賞することができました。
有名な茶道具には、名前のほかに別名が付けられているものもあり、なかには「国が買えるほどの価値がある」といわれるものもあるそうです。
そんな話を知ると、少しドキドキしながら展示品を眺めてしまいます。
館内には茶室を再現した展示コーナーもあり、昔の人々が楽しんだ茶室の趣を想像しながら鑑賞することができました。
決して大きな美術館ではありませんが、ひとつひとつの展示に見ごたえがあり、ゆっくりと楽しめる美術館でした。

新館では、現代アートの展示が行われていました。
歴史ある茶道具を中心とした本館とは趣が異なり、それぞれの展示内容が違った魅力を引き立て合っているように感じました。
ひとつの美術館の中で、歴史や伝統を感じる展示と、現代アートのような新しい表現の両方に触れられるのも、面白いところだと思います。
これから秋を迎えるにあたり、芸術に触れる機会も少しずつ増えていくと思います。
普段の生活ではなかなか触れることのできない、自分の知らない世界を知ることができるのも、美術館を訪れる楽しみのひとつです。
これからも、さまざまなものを実際に目で見て、感じることで、新しい発見や感性を大切にしていきたいと思います。











