匠の技が冴える数寄屋様式をモチーフした外観デザイン。その一方で屋内は、日々の暮らしに快適と利便性をもたらす、最新の設備と仕様を住まいの随所に採用。日本古来の伝統美に今日のライフスタイルを取り入れた先進的な和風建築です。
※「数寄屋」とは、一般には茶室風の建築様式を取り入れた建物で、茶の湯の流行に伴い邸宅や別荘、料理茶屋などにも用いられていました。格式ばった意匠や豪華な装飾を極力排した簡潔さが特徴です。シンプルながらも洗練された意匠で、桂離宮などがその代表です。
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真壁構造
軸材の表面を見せる、軸組工法の壁の仕上げ方。柱や梁の直線美が強調され、端正な和の趣を表現することができます。
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土庇
玄関ポーチや濡れ縁などの上部に設ける庇。土庇を設けることでバランスのとれた端正な玄関まわりを実現しています。
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棟木
化粧丸太を使った棟木が取り付けられた軒裏。細部にまで匠の技が活かされています。
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バリアフリー
エントランスポーチから室内に繋がるなだらかな勾配のスロープ。段差のある玄関を通らずに直接リビングへ入ることができるので、車椅子の方も安心して生活することができます。
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幅広設計
階段や廊下の幅を一般的な住宅よりも広めにとった設計。家族が多くてもスムーズに行き交うことができる、ゆとりのあるスペースづくりです。
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スキップフロア
フロアの高さを半階ずつずらし、立体的に空間を繋ぐスキップフロア。目線の高低差を利用して分離することで、スペースを有効に活用することができます。